苦渋のおしらせ

このたびの東北地方太平洋沖地震において
被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに
犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。
被災地において一日も早い復興と、皆さまのご無事を心より祈念致します。


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■苦渋のおしらせ■


3月19日(土)に開催を予定していた『実家に帰らせていただきます。』の開催について
これまで協議してまいりましたが
今はイベントを楽しんで頂くための環境づくりを行える状態ではないと判断し開催を見送る事にいたしました。
お客様、出演者、関係者、皆様の安全を確保するための中止です。


イベントを楽しみに待っていただいていたお客様
ならびに関係者、出演予定の方々には多大なご迷惑をお掛けいたしますことを心より深くお詫び申し上げます。
何卒ご理解頂きますようお願い申し上げます。

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そんな事を決めておいて何ですが、今の状況に違和感も感じております。
飲んだり笑ったりする事が不謹慎と言われたりする今の状況にです。
被災地に今、私が出来る事といえば、寄付と献血と節電とただ一生懸命働く事だけです。
そして経済を止めないためにも、電気消費量にだけ気を使いつつ日々を極力普通に暮らす事だと思います。


平日に一生懸命働き、週末は飲んで笑う
当たり前の生活が活力を産み、今まで以上の経済難になるであろうこの国の経済を活性化するのだと信じています。
ただの酒好きの戯言だと思ってもらって構いません。


無責任な事は言えませんが、どうか友達と会い酒でも飲んで大いに笑い合ってみて下さい。
大切な人と美味しいご飯を食べてあんな事こんな事を語り合ってみて下さい。
自分の抱えていた不安な気持ちや、ずっと喋りたかった間抜けな話
色んな気持ちが共有されて身体がぐっと軽くなるはずです。


一日も早く、音楽に身をゆだね、リズムに反応するようにグラスを傾ける
そんな日々が戻ってくる事を祈っております。


さぁみんな
グラスを持って立ち上がろう
南雲裕次郎